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このブログでは、院長からスタッフが、それぞれ日々の診療で感じたことや勉強会参加のこと、
そしてこの街で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

歯茎の再生

2013.06.21

こんにちは!!

?スマイルプランさくら歯科院長の有田です。

もう6月も後半に入り、夏目前となりましたが皆さんどのようにお過ごしでしょうか?

今年の梅雨は、雨があまり降らず僕には比較的過ごしやすいように感じられますが、

今からが本番なのでしょうか。。

しかし、この時期のどしゃぶりの雨の後にはマイナスイオンがたっぷり出て、

?リラックス効果があるようです!

?逆に、しとしと雨ではプラスイオンが増えて不快感が増すんだとか!面白いですね。。

?僕も時間があればぜひ雨上がりの気持ちの良い朝に散歩でもして

?ゆっくりと一日をすごしたいものです!

さて今 回は歯茎(歯肉)の再生についてご紹介しようかと思います。

細胞の再生というと、iPS細胞が話題になりましたがまだ実用化にはすこし時間がかかります。

?そこで、昔からある方法で歯茎を再生する例をご紹介します。

この患者さんは、最近歯茎が下がってきて、冷たいものがしみるといって来院されました。

診てみると右側上顎の前歯から数えて4番目と5番目の歯の歯茎が後退して、

?歯の根っこの一部が露出してしまっています。

?(歯の根元の少し色が黄色っぽくなっている部分が歯根と呼ばれる部分の露出です)

歯周病ではないのにこのように歯茎が減ってしまう原因として、

歯磨きをする際の力が強すぎることが考えら れます。

?多くの患者様に見られる症状で、多くの方が虫歯などと勘違いされます。

また一般に知覚過敏と呼ばれる症状が現れます。

よく耳にするこの知覚過敏はいろいろな原因が考えられますが、

今回の場合一度減ってしまった歯茎はもう自然に回復することはありませんので

しみるのを完全になくすためと、歯根部が露出してしまった歯を元に戻し、

歯髄炎など今後ほかの症状を引き起こさないために歯茎を再生することにしました。

CTG(結合組織移植術)といって上あごの口蓋の歯肉の一部を採取し、

その組織を歯肉退縮を起こしている部分の上皮と骨膜の間に移植し歯肉を増やします。

今回のような歯肉退縮が見られる際や、抜歯 後の歯肉の陥没、

インプラントの際にもこの方法で治療することがあります。

治療には部分的に麻酔を使用し、約1~2時間程度の治療時間を要します。

治療後は1~2か月程度で安定し、その後時間をかけて完治していきます。

移植後三週間の状態です。

?歯肉が減っていた部分に移植した細胞が生着したのがわかります。

完治にはもう少し時間を要しますが、この時点でもかなり落ち着いているのが

?見て取れるかと思います。

普段の食事をするのには問題のないレベルです。


歯肉を採取した上あごの口蓋の状態です。こちらもほぼ治っています。

上記の例ではこのような処置で退縮してしま った歯茎に歯肉を増やすことで、

?知覚過敏も収まり審美的にも回復することができました。

?知覚過敏にはさまざまな原因が考えられ、症状も患者様により差がありますが、

冷たいものがしみる・歯ブラシが触れると痛む等の症状で

?不快な思いをされている方は結構いらっしゃるのではないかと思います。

?今回僕が紹介した例は、”移植術”というなんとなく怖い印象を与える治療法ではありますが、

?比較的一般的で簡単な術式ですので怖がる必要はありません。

しかし、知覚過敏の際に僕が必ずしもこの治療を行っているわけではなく、

この治療以外にもCR(樹脂)で簡単に治すこともあります。

また、必ずしもすべての患者様にこの治療法が行えるというわけで はございません。

今回ご紹介させていただいたのはほんの一例でございますが、

当院では患者様のご要望に添ってその方に合った様々な治療法を

?ご提案できるよう努めておりますので、

お困りの際にはどうか怖がらずに一度ご相談ください(^_^)♪

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