このブログでは、院長からスタッフが、それぞれ日々の診療で感じたことや勉強会参加のこと、
そしてこの街で感じたことなどを綴っていきたいと思います。
歯ぎしり
2014.06.03こんにちは!!
スマイルプランさくら歯科クリニック院長の有田です。
最近、日中の気温はもう夏なのか?!という程暑いですね。
お茶の飲む量が半端なくなってきました!
皆さんもこれからの季節、脱水症状や熱中症などにはくれぐれもお気を付けくださいね。
さて今回は歯ぎしりについて簡単にお伝えしようと思います。
皆さんは歯ぎしりをどれくらいの方がされていると思いますか?
実は80%以上の方がされているというデータがあります。
しかし実際に自覚されているのは10%にも満たないそうです。
なぜ気づかないのでしょうか?
一つはご自身は寝ているから聞こえないのです。
他人は気づくのでは?と思われる方もおられると思います。
実は歯ぎしりには3つのパターンがあるのです。
一つ目はよくあるギリギリと音を立てるグライディングと呼ばれるものがあります。
二つ目はただ食いしばるだけのクレンチングと呼ばれるもの
三つめはカチカチと音を立てるタッピングと呼ばれるものです。
なのでクレンチングをされている方はご自身も含めて気づかないのです。
ただ私たち歯科医師がお口の中を診ると、
歯ぎしりをしているとわかるもの(証拠)があります。
それは骨隆起(歯茎が盛り上がっている)や歯のヒビや擦り減り、
知覚過敏など、歯ぎしりをしている証拠がいくつも隠されています。
歯ぎしりがひどくなると歯が割れたり、お口が開かなくなったり、
顎が痛くなったりするのでそうなる前に対処しなければいけません。
歯ぎしりの原因は確定されていませんが、ストレスが原因というのが有力です。
歯ぎしりを止めることはできませんがマウスピースによって保護することはできます。
もし歯ぎしりに関して気になることがあれば、いつでも相談にお越しくださいね。